流動性とは ~「大手銀行によるxRapid導入への動き」を添えて

流動性とは ~「大手銀行によるxRapid導入への動き」を添えて

びっくりなニュースが界隈を湧きたてましたね。
今回は「流動性」をテーマに取り上げる予定ですが、その前にこのビッグニュースに関して少しばかり。

Ripple社のCEO Brad Garlinghouseが 「年内中に大手銀行がxRapidを流動性調達のツールとして採用する確信がある」「2019年には数十の大手銀行がxRapidを採用するだろう」と述べました。

これはオランダアムステルダムで開催されたフィンテック関連のカンファレンス「Money20/20」にてCNBCのインタビュー中に述べられたものです。

いままで、xRapidの採用はMoneyGramやWesternUnionなどの国際的な送金会社がパイロットを行い、導入への準備を行っていました。
また、Ripple社の言として「xRapidは銀行向けのソリューションではない」との発言もあったため、今回のブラッドの発言は正に驚きのビッグニュースでした。

銀行のxRapid導入に関してはまだ別の記事でじっくり掘り下げていきますので、ここではまずの第一報と、今回のテーマである「流動性」に絡めて話を進めていきましょう。

さて、Rippleに限らず、証券やFX、国際送金などに関する話の中で「流動性」という言葉が出てきます。

単純に言葉の意味合いとしては「モノや事象が流れ動く容易さを表す概念」といった意味合いの言葉です。
ただ、これをそのまま投資や、国際送金などに当てはめてしまうとちょっとややこしくなっちゃうんですよね。

例えば近い将来XRPが一般に浸透し、日常の決済などにもごく自然に使われるようになったとします。XRPはあらゆる場面で取引され世界中を澱みなく流れ動きます・・・。
これも流動性が高いと言えるかもしれませんが、すこしスケールが大きくてピントがボケてしまう気がします。
この場合は「流通性が良い」と言った方がピと来る気もしますね。

投資や国際送金、経済学関連の用語として使うならもう単純に「換金、(両替)のしやすさ」と言うのが一番わかりやすいと思います。

今回も話題になったxRapidですが、xRapidの役目を一言で説明すると、RippleのxRapidのページにも大きく書かれているように
「流動性を供給する」
となります。

xRapid
https://ripple.com/jp/solutions/source-liquidity/

この流動性を供給というのを、「換金のしやすさを提供する」と置き換えるとわかりやすいのではないでしょうか?

xRapidは「自動で」「一瞬に」「取引所を通じて」「法定通貨とXRPを換金する」を行うソフトウェアです。
この一連の動作がいわゆる換金のしやすさであり、この仕組み、動作を金融機関に提供するのがxRapidの「流動性の供給」と言うわけです。

なので、よく「Rippleには流動性を高めることが大事」などと言われることが多々あります。

これはつまり、いつでもどんな時でも、早く簡単に「法定通貨→XRP→法定通貨」といった換金のしやすい環境を構築することが大事という事なのです。

例えば、日本には日本円でXRPを変える取引所が多くあります。そしてXRPの取引も非常にたくさん行われていますね。
この部分だけ見れば、非常に流動性が高いという事が出来るでしょう。

しかし、日本からそうですね、ベトナムにしましょうか(ベトナムにXRP/ドン建がないとしましょうw)日本からべトナムにXRPで送金しようとした場合、現地取引所にてXRPは無事ベトナムドンに換金することは出来るのでしょうか?
難しいかもしれませんね。

こういった状況は残念ながら流動性が悪いと言えるでしょう。

つまりXRPを用いた送金において、「流動性を高める、流動性を良くする」というのは「送金に関わる各国の法定通貨建てでスムーズに換金が出来る」という状況を作り出すという事でもあるのです。

また、ベトナムにもXRP/ドン建の取引所があったとしましょう。しかし、ベトナムではXRPの保有者も少なく、売買も盛んではありません。そのため売買時にはスプレッドが大きくなってしまう懸念があります。

こういった状況も流動性が高いとは言えないでしょう。

株の取り引きやFXでも流動性は非常に重要なポイントです。

流動性の低い銘柄(売買の少ない銘柄)の場合、自分が1000円で買いたいと思っていたとしても、売り注文が少ないため1100円などで買う羽目になることもあるでしょう。

国際送金時の法定通貨→XRPの場合も同じです。

基本的に国際送金にXRPを使う場合、スピードが優先されるため成り行きでの注文になると言われています。
この場合に、流動性が低かったら・・・例えば売り板が薄く、売りたいと思っている人が少ない場合、100円で購入しようとしているのに、105円とかで約定する可能性もあるわけです。

低コスト、高速度を謳うXRPの送金においてこれでは不都合があります。

このためxRapidとXRPを用いた国際送金を行うためには「流動性の向上」が大切なのです。

例えば先日もViamericas社のアメリカ→メキシコ間で、XRPを活用した国際送金のパイロットが成功を収めたとのニュースがありました。
Viamericas xRapidのパイロット成功を報告

また
英国のCurrencies Direct社がxRapidとXRPを用いた国際送金パイロットの成功を発表
とのニュースも報じられています。

前者はUSドルとメキシコペソ間の送金であり、これは非常に流動性の高いペアです。
後者はどのペアでの試験であったかはわかりませんが、成功という結果を見るに流動性の問題はなかったとみていいでしょう。

ここにきて金融機関が、xRapidの成功を報告する例が相次ぐという事は、特定の通貨間においてのXRPブリッジの流動性に関して問題無しと結論付けてもいいのではないでしょうか?

同じように今年~来年にかけて大手銀行によるxRapidの導入に自信を見せるという事は、流動性に関しても自信を持っていると考えられます。

以前にRipple社は求人で「既存の取引所にXRP基軸で取り上げてもらう」などの役目を担うインフラマネージャー的なポストの求人を出していました。
これは他通貨/XRPといった仮想通貨間の基軸としてだけではなく、Fiat/XRPの採用を促すという役目もあったのではないでしょうか?

XRP基軸で他仮想通貨の購入が出来るようになることも大切です。しかし今後のxRapidでの流動性のことを考えればFiat/XRPのペアの増加は最も重要なものと言えます。

xRapidとXRPでの国際送金において、いかに流動性の向上が重要であるかお判りいただけたと思います。

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