xRapidの採用状況まとめ [2018年12月版]

xRapidの採用状況まとめ [2018年12月版]

2018年は送金会社によるxRapidの採用やパイロット開始の話題で持ちきりでした。
2018年1月5日、Rippleの公式ツイッターのツイート

世界的な国際送金会社5社の内3社が2018年にXRPを利用した送金を計画しています。

でxRapid実需実現の話題がスタートしたと言えます。

そして2018年も残すところ僅かになった今、改めてxRapidの採用や商用スタートについて整理してみたいと思います。

2018年「xRapidを採用」等と話題に上がった送金会社を振り返る

上記の「国際送金会社5社の内3社」の話題の後、1月11日に、最初の動きがありました。
国際送金の大手であるMoneyGram がxRapidとXRPの試験運用を開始とのニュースが報じられます。

そして1/24にはIDTMercuryFXという国際送金等を手掛ける企業2社がxRapidの利用について名乗りを上げました。

またこの三社よりも以前にxRapidでの送金のテストを開始していた企業がありまして、それがメキシコのCuallixでした。

2月に入ると送金会社最大手 Western UnionがxRapid、XRPを用いた国際送金のパイロットを開始するとの発表がありました。
年の初めに発表された「大手5社のうちの3社」これはMoneyGramとWestern Unionそしてどこかもう一社であろう。と話題になりましたね。

3月には、米フリートコア社(FLEETCOR Technologies)の子会社であるケンブリッジ・グローバル・ペイメント(Cambridge Global Payments)がXRP、xRapidのパイロットテストをスタートさせたと発表がありました。

5月にはxRapid 実証試験の結果をRipple社が報告。とのニュースがあり、その送金テストがアメリカ~メキシコ間だとのこともあり、前述のCuallixによるものでは?と推測されました。しかしその後すぐに発表があり、この試験はアメリカの送金会社Viamericasによるものだとの発表がありました。
Viamericasは事前に全く話題になったことのないノーマークの企業で、非常にびっくりしたのを覚えています。
この試験でViamericasは非常に満足のいく結果を残せたとのアナウンスをしています。

同じく5月の後半にはイギリスのCurrencies Direct社がxRapidとXRPを用いた国際送金パイロットの成功を発表しました。
Currencies Directは、2017年にはRippleNetへの参加を表明しておりましたが、xRapidに関しては事前に何のアナウンスの無かったもので、前述のViamericasと合わせ、水面下で企業によるxRapid、XRPの採用が進んでいることが推測されました。

その後、10月の初頭には遂にxRapidの商用利用がスタートしたとの公式アナウンスがありました。
商用開始をした機関は先述の「Cuallix」と「MercuryFX」そしてここで初めて名前が出てきました「Catalyst Corporate Federal Credit Union(CCFCU)」の3機関でした。
特にこのCCFCUは事前に話題の上ったことが無かったため、いきなりの商用利用開始の報に驚きを隠せませんでした。

このCCFCUは、アメリカの金融機関等が多数加盟する信用組合といった組織で、加盟する1400もの企業に支払いや国際送金に関する金融ソリューションを提供しています。
つまり、CCFCUのxRapid採用により1400もの企業の送金にxRapid、XRPが使われる可能性があるという事です。
またCCFCUを通して複数の銀行がXRPでの送金を行うだろうとのコメントも話題になりました。

続く11月にはSendFriendがxRapidの採用を発表し、2018~2019年には商用利用を開始する旨のアナウンスがありました。
SendFriendはMITやマスターカードなどの支援を受ける、ブロックチェーンを活用した国際送金プラットフォームです。主にフィリピンへ向けた国際送金を手掛けるとのこと。

他にもクレジットカードの大手アメリカン・エキスプレスや、イギリスの送金サービスTransferGOなどがxRapid採用を示唆するようなコメントもありました。(こちらは公式なアナウンスというわけではないのでここでは深く言及しません)

xRapid対応取引所の発表

xRapidは取引所を経由し、法定通貨とXRPを即時変換し送金を行う。といったソリューションです。
その為、取引所の存在が不可欠になります。

以前はxRapidに関する情報もそれほど多くは無く、このxRapid送金で利用される取引所に関してもいろんな憶測がありました。
実際、私も漠然と「金融機関が導入したxRapidから既存の複数の取引所から最適なところが選ばれる。」というような想像をしていました。
事実、Ripple社の公式の言の中に以下のようなものがありました。

xRapid sources the most competitive liquidity option across all of the exchanges and third-party market makers it connects.
xRapidは、接続しているすべての取引所と第三者のマーケットメーカーから最も優位性のある流動性オプションを調達します。

このことから既存の取引所の中からと想像していました。あえて日本で例えるなら「金融機関A社が導入したxRapidがコインチェック、ビットバンク、GMOコイン等の中から最適な取引所を選定し・・・」といった具合でしょうか。

しかし、その後の情報からxRapidに公式に対応する推奨取引所がxRapid経由の送金を担うという事がわかってきました。
そして、そのxRapidに対応するパートナー取引所が公式にアナウンスされ、それが

  • アメリカの「Bittrex」(米ドル)
  • メキシコの「Bitso」(メキシコペソ)
  • フィリピンの「Coins.ph」(フィリピンペソ)
  • イギリスの「Bitstamp」(ユーロ)

の4つの取引所です。
8月に「Bittrex」「Bitso」「Coins.ph」の正式アナウンスがあり、12月にリップルCEOのブラッド・ガーリングハウスにより「Bitstamp」が4番目のxRapid推奨取引所だとのコメントがありました。

ここでご注意いただきたいのが、取引所のxRapid対応というのは、「取引所自体がxRapidを採用、導入するということではありません。
あくまで「xRapidを採用、導入するのは送金業者であり、そのxRapid経由の送金時に法定通貨↔XRPの変換を行う公式パートナー取引所」ということです。

※3つの取引所がxRapidを採用。のような記事のメディアさんも見受けられますので勘違いなさらぬよう、ご注意ください。

これにより、アメリカからメキシコへの国際送金が
「米金融機関xRapid」→「Bittrex」→「Bitso」→「メキシコ金融機関」
といったような送金ルートが確立したことになります。Cuallixがこのルートに当たるといえるでしょう。

2018年xRapid採用関連まとめ

商用利用開始

  • Cuallix
  • MercuryFX
  • Catalyst Corporate Federal Credit Union

パイロット成功発表

  • Viamericas
  • Cambridge Global Payments
  • Currencies Direct

パイロット試験開始

  • MoneyGram
  • Cambridge Global Payments
  • WesternUnion(先行き不透明※1)

※1 6月に今の時点ではxRapidによるコスト削減の効果は見えない。旨の発言があり、12月にはxRapidとの言及はなかったものの仮想通貨を送金に活用も視野に入れている旨の発言がありました。

採用を表明

  • IDT Corporation
  • AMEX(採用に言及)
  • TransferGO(CEOが採用に言及)
  • Euro Exim Bank(2018/1 XRP利用を発表)
  • SendFriend(2018/1 XRP利用を発表)
  • JNFX(2018/1 XRP利用を発表)
  • FTCS(2018/1 XRP利用を発表)
  • Transpaygo(2018/1 XRP利用を発表)

他(採用の噂や以前に話題のあったもの)

  • Zip Remit(XRPを利用)
  • FlashFX(XRPを利用)

xRapid対応 公式パートナー取引所

  • Bittrex
  • Bitso
  • Coins.ph
  • Bitstamp

今回は国際送金を手掛ける企業のxRapid採用に関してまとめてみましたが、他にもXRPを活用すると表明した企業はいくつかありました。
2018年はXRPの実需が始まった記念すべき年であったと言えるでしょう。

CEOのブラッドによる「2018年内に銀行によるxRapidの採用」が示唆されましたが、12/25の時点でそれは実現されていません。各国の規制による課題から銀行のxRapid採用が予定通りに進んでいない。とのコメントもありました。
逆に言えば、あとは規制の問題だけとも考えられるでしょう。
無法を目指す某コインと異なり、XRPは法や規制を遵守し、法定通貨との橋渡しを軸に、法との共存を目指す通貨です。

2019年は多くの銀行がxRapidを採用する。そして多くの銀行がXRPの保有を開始するだろう。との力強いコメントもありました。
これからもxRapidの情報を注視し、新しい情報をお届けしてまいります。

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