ペイメント セトルメントの違いは? そしてRippleでの支払い~決済とは?

ペイメント セトルメントの違いは? そしてRippleでの支払い~決済とは?

ちょっと気になる話題があったので、ペイメント(支払い)とセトルメント(決済)に関してごくごく簡単にざっくりとお話ししてみたいと思います。
そしてそれに合わせて、Rippleが誰の為ものなのか?ということを絡め店舗事業者(Amazonなどのwebショップや実店舗など)とRippleの提携、そしてRippleを利用した買い物等についてのお話しもしていきます。

さて、それではペイメントとセトルメントとはいったいどう違うのでしょうか?

ペイメント(支払い)とセトルメント(決済)

そもそも支払い、決済とはどういったことでしょうか。ごく簡単に説明してみます。

ペイメント(支払い)はその名の通り支払いですね笑
もう少し噛み砕いて言うと「商品等を購入する際にその対価として相応のもの(通常は現金等)を相手に渡す」ということになります。

このあえて「相応のもの」と書いたのがポイントです。
支払い(買い物)は通常はお金(現金)になるのでしょうが、場合によってはクレジットカードや、ApplePay等のウォレット、Suicaなどの電子マネーの場合もあるからですね。
ですが、いずれにせよこの「商品を得る対価としてお金等を相手に渡すこと」が支払いですね。

特に、速く簡単に支払いが出来るのが電子マネーや電子ウォレットの大きなメリットだと言えるでしょう。

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しかし、ここで一つ疑問が出てきます。
例えば、店頭でクレジットカードで支払った場合、その時点でお店のレジにお金は増えるのでしょうか?
答えはNOですね。

お店へは後日、クレジット会社からお金が振り込まれるはずです。
そうですね、これが決済です。
つまり

決済とは、現金の受け渡しによって、(買い物等の)取引を完了させることと言えるでしょう。
債務、債権を清算すること。という言い方もできますが、少し難しくなってしまいますね。

クレジットカードでのお買い物では図の右側のような流れになります。
①買い物時にAさんがクレジットカードで支払いをする。
②後日、クレジット会社によりAさんの銀行口座から代金が引き落とされる。
③クレジット会社からお店の口座に代金分のお金が入金される。

この③が決済。というわけです。

また電子マネーなどの場合は
①買い物時に電子マネーのカードをピッとかざす。
②カードのチャージ額から、代金分の金額データがお店の端末に移行する。
(ここまでが支払いですね)
③後日、端末の金額データを元に電子マネー会社に請求。代金を受け取る。(ここが決済)

このような感じになります。

なお、現金での買い物の場合、支払いと決済が同時に行われ完了する。と言えますね。

ここまでがペイメント(支払い)とセトルメント(決済)の違いについての簡単なお話です。

それでは、このお買い物の流れを仮にRipple(XRP)を利用して行うとすると、どういったメリットが出てくるでしょう。
次項ではXRPを活用した支払いと決済についてみていきたいと思います。

Ripple(XRP)を利用する買い物のメリットとは?

(注)現在ではまだXRPを使った買い物等の仕組みは完成していませんので、あくま予想であることにご留意ください。
買い物を例に出すことで支払いと決済について分かりやすく説明できるだろうとの意図からです。

では、買い物にRipple(XRP)を活用した場合どんなメリットが期待されるでしょうか?
それは、RippleのシステムとXRPを用いて即時に支払いと決済とを共に完了させることが出来るということです。

仕組みの部分まで記載すると長くなってしまうので、ざっくりと書きますが、Ripple(XRP)での買い物の場合以下のようなプロセスが想定されます。

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例えば何らかのウォレット(もしくは支払い用のカード)があったとする場合。
※ウォレットの中身はXRPではなく電子マネーです。
①店頭でウォレットをピッとかざす。
②ウォレット内のチャージされた電子マネーから代金分が店舗の端末に移行し、そこからRippleのシステムでXRPに変換される。
③変換されたXRPは専用のXRP Ledger上を移動し、店舗のアカウントに移る。
④そのXRPは改めて日本円に変換され、店舗の銀行口座等に振り込まれる。(支払いと決済が同時に完了)

といったものです。この一連のプロセスがほんの数秒で完了すると言われています。

もう一度書きますが、現時点ではあくまで(妄想に近い)予想です。
例えばxRapidやXRPは本来国際送金時の流動性を供給するソリューションです。このような国内での支払い決済向けの使い方を想定されているわけではありません。あくまで例としての妄想とお考え下さい。

つまり、カードや電子マネーでは支払いの後、後日決済が行われることに対し、XRPでは買い物の時に支払いと決済が同時に行われるということです。
ユーザーが直接XRPを保有し、XRPで支払うというわけではありませんが、買い物のたびにXRPが使われるということになると言えるのではないでしょうか?

お店としては売上金は来月に回されるより、今すぐ現金で受け取った方が良いですよね。
XRPは早く、そして手数料の安さもウリの部分です。お店にとってはメリットが大きいですね。

さて、今私は「お店には」メリットが大きいと強調しました。
それについてもう少し掘り下げてみたいと思います。

Rippleは誰の為のもの?

つまりRippleは一般消費者の為のシステムでは無いということです。(ちょっと語弊はありますが・・・笑)
支払いにおいて、クレジット(信用)を用いたものでも、電子マネーの残高移動をしたものでもRippleでもユーザーにとっては特に大差はないと言えるでしょう。
※そもそも一般消費者が支払いと決済の違いを意識することはまず無いでしょう。(身も蓋も無いですが笑)

しかしお店側にしてみれば決済が今なのか後日なのかというのは大きな違いがあります。
支払いまでの間に決済会社が倒産して支払いを受けられないのでは?などのリスクだってゼロではありません。
出来れば今すぐ現金で受け取りたい。また手数料も無視できる金額ではない。ということです。

つまりRippleのシステムというのは第一にまずは事業者側の為にあるもの。ということです。
Rippleは事業者にとって大きなメリットがあるからこそ、世界中で期待されているのです。
~~~~~~

今回の本題は以上です。
ここから先は僕の妄想と考察な「おまけコーナー」になりますので。もしお時間があるようでしたらお付き合いいただけたら幸いです。

最後に~店舗事業者とRippleの提携についての考察と妄想

XRPを直接利用したお買い物は確かに先進的で興味深いものですし、期待したいものです。
しかし実際にはそうなるのはもう少し先になるのかなぁといったところです。

前述したように、消費者にとっては大きな差は無い、むしろスピードという面では現行の電子マネーの方が優れていると言えるでしょう。
例えば駅の改札や自販機など、電子マネーであれば一瞬でピっとなります。XRPの場合はレジャーのプロセス上、数秒かかる場合もあるでしょう。都心部の駅の改札で数秒は許容できませんよね。
ですが、やはり即時に決済が行われるというのは事業者にとっては魅力だと思います。ネットショップや、(駅の改札ほどは)速度を必要としない店舗ではXRPでの決済などが行われるようになるかもしれませんね。

現在、先日の記事で取り上げたCoilもそうですが、ILPといった仕組みを活用した支払いの技術が話題となっています。
ILPは異なる通貨(法定通貨や仮想通貨、クレジットカード)の台帳を相互に通信させる仕組みです。

しかしそれが、すぐにXRPでの支払いに結びつくのかというとそうではないようです。
RippleのシステムやXRPはもともと送金、とくに国際送金の方面での活用に主眼を置いて開発されているものです。
買い物(支払い、決済)の用途として開発されているものではありません。

ILPはRipple社(元CTOのステファントーマスが中心となり)によって開発されたプロトコルです。
XRPが使いやすく設計されていることに間違いはないでしょう。
ILPの利用が広まることによって、間接的にXRPの利用の道も広がっていくのではないでしょうか?

反対に、お店側(事業者)がXRPを活用するケースは大いに考えられますね。
例えば最近も話題になりましたが、Amazonの例で見てみましょう。

まずAmazonがRippleのシステムを導入する、提携するというのはAmazonでXRPで買い物が出来る、ということとは違うだろうと思います。
買い物(支払い、決済)の用途として開発されているものではありません。と書いたように、現時点で買い物の為のソリューションは確認されていません。
上で例に出した支払い時にxRapid経由でXRPに変換し・・・というのもあくまで予想でありそのような仕組みのアナウンスがあったわけではありません。

このような店舗事業者とRippleの提携というのはもっと裏方の部分、提携店舗(Amazonに出店している店舗)との決済や世界中のAmazon事業所間の送金用途の為だと思います。
世界中に支払い、送金を行うような大企業はRipple、中でもxRapidやxViaの大きなユースケースに当たるとRipple社も言っていますね。
UberやSeagateなども例としてよく挙がりますね。

また何度か例に出した電子マネーやWEBウォレット、そしてクレジットカードですが、これらも同じです。
仮にSuicaとRippleが提携したとしましょう。それは「ピッ」とやるときにXRPを使うというよりは、その後の清算、決済の部分をXRPで行う。といったことになるのではないでしょうか?
つまり
③後日、端末の金額データを元に電子マネー会社に請求。代金を受け取る。
この決済の部分ですね。

もう少し妄想を加えるなら、前述したように支払いの部分と決済の部分をILP、Rippleの仕組みで直列に繋ぐ感じでしょうか?
XRPの保有は無くとも買い物のたびにXRPが利用される。そんな未来はそう遠くは無いのかもしれませんよ?

このようにxRapidとXRPの活用が店舗事業者で始まり、いずれは買い物用途でもXRPを利用するときが来るかもしれませんね。
期待して待っていたいものです。

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