xCurrent と xRapid の違い

xCurrent と xRapid の違い

xCurrent とxRapidは何が違うのか?

※記事内容に関して、より分かりやすくなるように若干の修正を行いました。

リップルのソリューションの中で頻繁に名前を見聞きするのがxCurrentとxRapidだと思います。
※もう一つxViaというソリューションもあるのですが、まだ開発中と言うこともあり、あまり名前が出てこないのでこれはまたの機会に。

そういった中でこのxCurrentとxRapidがどういった違いがあるのか疑問に思ってる方もいるかもしれません。

ツイッターなどでも「銀行はxCurrentだからXRPは使わない」などの言及を見かけたことのある人もいるのではないでしょうか?
xCurrentはXRPを使わない送金?XRPを使うのはxRapid?銀行は?などと混乱してしまう方も少なくないかもしれません。
また間違った知識や勘違いのままRippleを批判している方も見受けられるのではないでしょうか?

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まずはざっくり両者の違いを簡潔にまとめてみます。
人に違いを説明するときに一番わかりやすい言い方が次のようなものになります。

xCurrentは法定通貨でのリアルタイムな送金及び、送金情報の相互通達、それを可視化するためのソフト
xRapidは取引所等を通じ法定通貨とXRPの両替~実資金の移動によって国際送金を行うソフト

もう少しそれぞれのソフトウェアについて具体的に見ていきましょう。

xCurrentについてザックリと

xCurrentは銀行間での法定通貨でのリアルタイムな送金(送金指示)と送金情報の相互通信と台帳への反映、そしてそれの可視化を担うソフトウェアです。
つまり

今からAさんが日本円100万円をBさん宛てに米ドルに変換し送りますよー

といったことを銀行間で相互にやり取りをするソフトウェアということです。
送金を開始する前に、このような送金情報が両銀行間で可視化され、OKが出たら実際に送金がスタートし、両行の台帳に反映されるというわけです。
Aさんの口座のデータにマイナス100万が記録され、Bさんの口座にはプラス1万ドルが記録されることになります。

ここで注意したいのが、これはあくまで口座の数値データが書き換えられたということで、実際にAさんの100万円がBさんに1万ドルとして届いているわけでないということです。

それはそうですよね。例えば今あなたが銀行の窓口へ行って「この100万円をアメリカのBさんに送って下さい」と送金依頼をしたとしても、その100万円がそのままBさんの手元に届くわけではありません。
現在ではSWIFTという送金の仕組みを用い送金情報を伝達し、ノストロ口座といった資金振替の仕組みを使い送金決済を行います。
このSWIFTでの送金指示の仕組みを「より早く、安く、安全確実に」行うのがxCurrentとお考え下さい。

このあたりの詳細に関しては当RippleTV内 xCurrentとは? をご覧ください。SWIFTを利用した現在の送金事情も詳しく説明しています。

こういった内容のソフトウェアであるため前述した「銀行はxCurrentだからXRPは使わない」といった話が出てくることになるのです。
実際xCurrentのみの送金ではXRPは使われないかもしれませんが、実際はそうとも言い切れないのです。
xCurrentを利用する銀行もいずれはXRPを用いたいわゆるブリッジ送金を行うのではないか?というのが私の考えです。
またRipple社としても銀行がXRPを用いた送金をするために尽力しているという事実もあります。
今回のコラムはあくまでxCurrentとxRapidの違いなので、このあたりの話題は「xCurrentではXRPは使われない?」にて詳しくお話したいと思います。

まずはここでは
xCurrentは法定通貨でのリアルタイムな送金指示及び、送金情報の可視化するためのソフト
ということを覚えておいてください。

xRapidについてザックリと

xRapidは取引所等を通じ、法定通貨とXRPの変換を行い、実資金の移動をもって国際送金を行うソフトウェアです。
つまり、実際にXRPが用いられ、瞬時に資金の移動が行われるということです。

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xCurrentの項で出した例を元にお話しするならば
Aさんが日本円100万円をBさん宛てに米ドルに変換し送りますよー。となった場合に、その100万円がxRapidを通じ取引所でXRPに変えられます。
そしてXRPはXRP Ledgerという専用の台帳を経由し、相手方の取引所に移ります。その後再び取引所でXRPからUSドルに換えられ、相手先の銀行口座に着金するといった流れになります。

このようにxRapidは実際にXRPありきのソフトウェアであり、xCurrentとは違った用途のものであることが分かります。
Rippleの仕組みの変遷から生まれたxRapidですが、当面はマイナーペアだが需要の多い、効率的ではないが取引量の大きい通貨ペアをターゲットにしていくとのことです。

このあたりの詳細に関しては当RippleTV内 xRapidとは? をご覧ください。

xCurrentとxRapidの違いについてのまとめ

両者の違いについて一言で言ってしまえば「法定通貨での送金指示」「XRPによる実資金移動」と言うように送金の方法が大きく異なります。
xCurrentはいわば現在のSWIFTの置き換えを狙っているといえるでしょう。その為コルレス銀行を用いた資金の決済が伴います。
反対に、xRapidは、そのコルレス銀行、ノストロ口座の仕組みを置き換えると言ってもいいのではないでしょうか?

xCurrentは銀行の送受側双方がxCurrentに対応していることが前提となりますが、xRapidは受け取り側がRippleNetに関わっていなくても送金が可能です。

以前はxCurrent、xRapidといったソフト、用途の分別はなく、RCL(Ripple Consensus Ledger)と呼ばれた台帳内で法定通貨とXRPを変換することを強制するような仕組みでした。
しかし、銀行からの否定的な反応も少なからずあったようで、現在のように台帳外(取引所等で)でXRPへの変換を行ういわゆるオフレジャー取引というものに代わりました。
その一環でxCurrent、xRapidが生まれました。

ニーズに合わせたRipple社の戦略の変遷ですね。
このように用途の異なるソフトウェアを組み合わせてワールドワイドな国際送金網を構築するのがRippleNetと言うわけです。
xCurrent自体は確かに現時点ではXRPは使いません。しかし必ずしも今後も永続的にXRPを使わないというわけではありません。
現在は開発中の為、両ソフトの相互同期は出来ないそうですが、いずれはxCurrentからxRapidへシームレスに接続し、送金情報の伝達とXRPへの変換等がリアルタイムで行われるようになる見込みとのことです。

とりあえず今の段階ではxCurrentとxRapidの違いはこのように覚えておいていただければよいかと思います。

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